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2020.03.16 /
第46回:変わらないものと変わっていく物
今世は新型コロナウイルス感染被害拡大により健康被害だけでなく社会のシステムにも影響を及ぼし、大変な状況になっており一日も早い終息を願うばかりです。 私は齢64歳となり住宅の業界で40年近く住宅営業の仕事をしており、家を建てられるお客様と接する仕事をしておりました。 振り返るとバブルの頃やリーマンショックの頃など様々な好況不況の時期を経験してきました。 今思えば山あり谷ありでしたが、それぞれの時に建てて頂いたお客様の現在の暮らしや住宅の寿命という長期的な時間軸で見てみますと今回も乗り切れると信じております。 渡邊工務店は業歴113年となり一貫して天然木にこだわり、天然木の建物の素晴らしさを実現する為、 90余名の自社専属大工による高い技術に裏打ちされた施工体制を守っています。 また地域密着工務店として東濃桧の産地とも連携し、天然木の生産地を守りながら、天然木の建物素晴らしさを愛知県のお客様にお届けできるような持続可能な社会の実現の為のサスティナブルなビジネスモデルを大切にしています。 (蟹江住宅展示場リビング吹き抜け) しかしながら昔から続く伝統にとらわれることなく、天然木の良さを活かすような新しい取り組みにチャレンジしています。 最近の事例を2つご紹介いたします。 まず一つ目は『マッハ空間』という新商品を発売いたします。 お求めやすい価格にこだわりながらも国産桧の良さや、渡邊工務店が推奨する全館空調のマッハシステムを搭載し、国産桧にも、その建物内で暮らす方にも優しい空気環境を実現する建物です。 また、太陽光パネルを10年間の屋根貸しスタイルで搭載している為、太陽光パネル投資資金をほとんどかけないで将来手に入れることができることや、万が一の災害時の非常用電源として対応させるメリットも付加させています。 二つ目はハウスオブザイヤー3年連続受賞の栄誉にあずかったことです。 今回は「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」において、優秀企業賞、特別優秀賞、優秀賞、審査委員賞を受賞いたしました。 渡邊工務店は他の住宅会社に譲らない特色として113年の業歴、天然木へのこだわり、自社専属大工による技術・技能の伝承があります。 しかしながら、それらの良さを時代にマッチしてさらに高めるためのチャレンジもしています。 渡邊工務店の代表が常々申していることに「不易流行」があります。 俳句の世界の言葉らしいのですが「不易という永遠に変わらないこと(もの)を忘れず、流行という新しみや変化も同様に取り入れて行くこと」でその新らしみや変化もいずれ不易になっていくという、不易も流行もともに大切なことであり渡邊工務店の仕事にも通ずることであると理解させていただいています。 今回ご紹介した二つの事がまさに不易流行となればいいなと思いました。 エアコン一台で快適空間「マッハシステム」について詳しくはこちら