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2023.01.20 /
第98回:シックカラーの冬の花
大寒の1月20日から2月4日の立春の頃は冬の寒さを感じる時期ですね。 私が花を育てるのも2年目となり今年の冬はシックカラーの花に挑戦しています。 北欧の涼しいエリアが原産で日本の冬の寒さにも元気に咲くビオラとパンジーです。 12月に苗を植えて写真の感じになり、4月まで花を咲かせ続けて楽しませてくれます。 ビオラは小さめの花を次々と咲かせ、パンジーは大きめの花で長く咲いているようです。花の大きさが違うだけでどちらも同じスミレ科の品種です。 冬のガーデニングの定番で、大手の園芸会社や小さな園芸農家から数多くの品種が開発され、それぞれ開発にまつわるこだわりの品名を付けて発売されています。 冬の季節のビオラとパンジーは、ホームセンターの園芸コーナーや園芸店で多くの売場スペースを占めていて、眺めているだけでも楽しくなります。 こちらは“よく咲くスミレ”という品名のビオラの寄せ植えです。 上の花は“ドラキュラ”という品名、下の花は“ローブ・ドゥ・アントワネット”という品名でどちらも八重咲のパンジーです。 シックカラーの八重咲がフリルのようなパンジーは大人の華やかさを感じます。 冬の庭や玄関は季節感に影響されるのか寂しくなりがちですが、冬に咲く花で彩ると気分も上がるように思います。 私が暮らす住宅は年数を重ねて古くなり、にぎやかだった暮らしもいつしか落ち着いた営みとなって、冬になると敏感に季節を感じるようになりました。 古くなっていく時間の経過を楽しめる住空間もいいものですね。 “クオリティ・オブ・ライフ”という人生の過ごし方の一つとして、花と接する住空間に思いを馳せていただければ幸いです。 ■渡邊工務店の家造りについて詳しくはこちら ■最寄りの展示場について詳しくはこちら ■資料請求はこちら