暮らしに平和を

2020.12.10 /

第62回:長寿命住宅とリフォーム事業

多くの住宅会社が木造住宅の長寿命をアピールする場合に、世界最古の1300年を超える歴史を持つ木造建築、「法隆寺」のたとえをするケースあります。

なぜこんな話をするかというと、ある本でこんな話を読んだからです。

「法隆寺を建てた大工は、1,300年もつものをつくったのではなく、1,300年もたせるに値する建物をつくったのです。」というくだりです。

老朽化し、欠陥がでてきても修理と補強を繰り返し、その建物を愛し生かし続けさせようという匠の技の大工の維持管理があってこそ、1300年も残ってきたものと語られていました。
(参考:岩波新書 建築工学者、東京大学名誉教授坂本功著 木造住宅を見直す より)

もちろん、法隆寺は建物の中心にある「心柱」を中心に5重の塔が緩くつながり、柔構造で地震の強い揺れを受け流すような地震対策をとっており、地震対策の建築としても凄いです。
現在の東京スカイツリーも同様な仕組みだそうですね。

また、法隆寺の建造物で使われている木材は、木材の中でも最高レベルの耐久性と保存性を誇る桧(ひのき)を使っています。

一般的に、適正に管理された桧は伐採後の100~200年で少しずつ強度を増して、1000年が経過するまで強度は建築当初とそれほど変わらないとも言われています。

法隆寺の桧の柱には当時の大工や僧侶のほか、多くの参詣の人々の皮膚感覚が残っていると思います。
そう考えると、ロマンを感じて感慨深いですね。

日本の古い町並みや古民家、社寺も同様ですね。
木の特性を無視した集成材や新工法では難しいかもしれません。
そんな愛のない家は長寿命の気力も伺えず、30年ぐらいで滅失してしまうようになるのかも知れません。

しかしながら、法隆寺も長い歴史の中で火災に遭遇し、大修繕を繰り返したりしています。また、日々建造物を維持管理する大工によるメンテナンスは欠かさず行われていたことと思います。

昔から大きな社寺には宮大工集団の大工の組織があったとのことです。
そんな役割を渡邊工務店も担っていければと思っております。

渡邊工務店は、「百年住み継ぐ家」を目指し、維持メンテナンスの仕組みとして「60年保証システム」を取り入れています。

この仕組みのベースになるのは、法隆寺を建造した大工の心と同様に天然木のこだわり、匠の技、113年の社歴です。

その為にリフォーム事業も大切に育てています。
もちろん、世の中のリフォーム会社の主な業務となっている、住宅設備の交換や内装外装のやり替えも守備範囲です。

しかしながら他社との大きな違いは、自社専属の大工によるリフォーム工事に特色があり、渡邊工務店で建てていただいた建物の大規模リフォームや古民家再生、マンションリノベーションでは、専属大工だからこその出来映えにご満足いただけると思います。

欧米の家は慈しみ手をかけた「百年住み継ぐ家」として維持メンテナンスされるので、結果的に長寿命住宅になっていると思います。
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各国の家への手のかけ具合いの比較では日本が一番低いのが残念。
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愛しい家が地域に愛され誰かに住んでもらえるレベルが、日本が一番低いのは悲しく思います。

せっかく建てた愛すべき家が、壊されて社会資産として継承されないことは国の損失でもあると思います。

百年住み継がれる住宅が日本の当たり前になるといいですね。
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