暮らしに平和を

2020.11.10 /

第60回:ものつくりの心と番付作業

下の浮世絵は葛飾北斎の富嶽三十六景 遠江山中です。
有名な浮世絵でかなりデフォルメされているのかなと思っていましたが、右の写真を見るとほぼ同じですね。
写真の時代もそんなに変わらないのが不思議な感じです。
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(ジャポニズム-浮世絵と写真の比較-より参照)

葛飾北斎は江戸時代の200年位前の浮世絵師です。
当時建築された社寺や古民家は現在でも数多く残っているので、天然木に対するこだわりと大工さんの技術には感心させられますが、
そのようなこだわりや技術は、時代の進化や変化によって置き去りにされていくような気がします。

木材を刻む過程に工業化や電動化の取り組みを進め、大工さんの現場での苦労や手間を省力化することは時代の要請ですし費用面でも大きく寄与をすることは理解いたしますが、木の本質を見ないで工業化製品のように扱うのは木造建築の良さを減殺するように思います。

天然木であるならば木材を組み立てる前に柱の性質を見極めることは欠かせないことと思います。

変えてゆくべきところと、変えてはいけないところで昔から「不易流行」と呼ばれているところだと思います。

渡邊工務店では家を建てる設計図に基づいて、どの柱をどんな風に使うのかを決めていく番付作業を自社で行っています。

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建物平面図を格子状に割付、図面縦軸下から123~と図面横軸右からいろは~と記号番号を打ち、どこに柱を立てるのかを決める作業です。
図面右下角が「いの1番」です。
「一番最初に」という意味はここから生じたともいわれています。(諸説あり)

渡邊工務店はお客様の建築に使われる天然木を見ながらこの作業を飛島村本社の木材センターでその道のプロが行っています。

その柱の配置を決定してプレカット工場に支給して、電動工具を使ったりしますが、それでも天然木のこだわりがあるので大工道具の数と種類は一般の住宅会社より多いと思います。

dougu

飛島村本社の木材センターや銘木館を是非ご覧いただければ幸いに存じます。
皆様のご来場をスタッフ一同、心よりお待ちしております。

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