暮らしに平和を

2019.12.26 /

第44回:着工式

令和元年も残りわずかとなりました。本年はご拝読を賜わり厚くお礼申し上げます。
来年も本年同様のご愛顧をよろしくお願い申し上げます。

ところで、渡邊工務店の建築の実質的な建築工事のスタートは着工式となります。
弊社は注文建築が基本ですので、数カ月間の設計・営業担当とお客様と打ち合わせてきた内容を、いよいよ現場の着工に入る前に改めて確認する作業が必要となります。

過日、着工式で冒頭のご挨拶をさせて頂いたお客様の打合せ風景です。

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着工前の確認が必要な理由は注文住宅が請負契約だからです。
一般にモノを買うときは完成品の買うべきモノが有り、代金と引き換えに取引します。
その行為は売買契約の部類で車やマンション、建売住宅はここに入ります。日常生活のコンビニやスーパーの買い物も同様です。

しかしながら注文住宅の請負契約は契約を結んだときに受け取るべきモノがありません。
希望する住宅(モノ)の完成を約束し、お客様と造り手の信頼関係の中で、建物完成に向かって造り込んでゆく契約です。

希望する住宅(モノ)の完成の為の様々な打合せを数カ月にわたって行い、その打合せの内容を改めて確認し、確定して施工現場に受け渡す為の大切な行事です。

これから着工し完成する建物と、着工に至るまで打ち合わせてきた計画内容との齟齬を無くし、想いを反映した建物を造る為、弊社では責任者が立会う儀式として着工式を大切に執り行っています。

もう一つ大きな意味があります。
見積書や図面には記載反映できない棟梁や大工、職人の技量を最大限に活かすことです。

渡邊工務店は図面のプランや見積書・仕様書にある材料だけでなく、それを現実の建物に造りこんでゆく112年の業歴に裏打ちされた棟梁や大工、職人の技量に自信があります。
彼らの仕事が気持ちよくスムースに進められると、建物の出来映えも良いものが出来ると思います。

この時に阻害要因となる問題が2つあります。

まず一つ目は仕事の手待ちです。
現場の作業において、段取りが不明確で現場で戸惑うことが生じること、材料搬入の段取りが悪くて仕事の手が止まってしまうことです。

もう一つは手戻りです。
打合せしたことと工事の内容に違いが生じてやり直しになる場合です。

どちらも費用と手間と時間がかかり気持ちも前向きにならないので勿体ない話です。
そんなリスクも最小にする為に儀式としての着工式を行っています。

改めて申し上げます。
渡邊工務店の直営システムや木材の直接仕入れと品質管理、そして90余名の自社専属の棟梁や大工の技量が最大限建物に反映されるためにも、着工式の意義を私達は大切にしています。

お客様によっては本社での着工式の折に、木材センターで実際に使う柱や、天然木のカウンター材の手触りを体感されてご覧になることもあります。

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(第一木材センターの柱等に使用する東濃桧等の木材)

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(第二木材センターのテーブルやカウンターに加工する前の木材)

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