暮らしに平和を

2023.10.31 /

第107回:さつまいもの花

家庭菜園で栽培したさつまいもに綺麗な花が咲きました。
9月初旬に咲いていたのですが珍しいことのようです。

 第107回:さつまいもの花

さつまいもに花が咲くことを知らなくて初めてのことで驚きました。
さつまいもの花は気温や日照時間など様々な条件が揃わないと咲かない珍しいもので、日本の環境下ではあまり見かけることができない花だそうです。

花が咲いた株のさつまいもも食べられますが、花が咲いた場合には実がならない場合もあるそうで少し心配しています。

通常さつまいもは、地下にできる芋で子孫を残しますが、地下でうまく芋を作れず子孫を残せなくなる恐れがあると花が咲くといわれています。
そんな心配をよそに今年も美味しいさつまいもが採れることを期待しています。

まだ葉は青々としており、葉が少し黄色くなり芋が甘くなると言われる11月中旬ごろに芋を掘り上げる予定です。

今回、栽培しているさつまいもの種類は、初めて挑戦するシルクスイートです。

さつまいもの花は早朝に咲いて午前中にはしぼんでしまうため、朝顔のように儚い花です。
花言葉は「乙女の純情」と言い、ロマンチックな花言葉でぴったりですね。
さつまいものイメージとは遠いようですが、この二面性の取り合わせは面白く感じます。

6月下旬にさつまいもの苗植えを行いました。
さつまいもは茎苗を土に挿して植えると発根して株になります。
これは栄養繁殖と言い、さつまいもやじゃがいもに見られる無性生殖です。
親の性質をまるまるそのまま受け継いでいくという繁殖の仕方で、俗に言うクローン個体です。

芋苗は弦のようで、これを斜めに植えていきました。
そうすると下の図のように芋がつらなるように成長します。

第107回:さつまいもの花2

さつまいもはかつて天候不順の飢饉(ききん)の時に重宝されたほどで、大変育てやすい作物と言われています。
家庭菜園ではもっとも育てやすい野菜といわれ、まず失敗することはないようです。

第107回:さつまいもの花3

さつまいもは草丈も低く匍匐性(ほふくせい)で地を這うように育つので、もう一度花が咲くところに出会えることを期待して、今回美味しいシルクスイートが収穫できたら来年は大きめのプランターかグランドカバープランツとして庭の一部に植えてみようかなと思っています。

家庭菜園と面白いガーデニングの取り合わせの二刀流になるよう今から期待しています。

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