※2025年2月末時点
木材センター増設
ワンダーシティハウジング「天然木の家・欧風」出展
神宮東中日ハウジングセンター「重量鉄骨ALC造3階建」出展
ハウジングアート事業部開設
ワタナベビレッジ内「天然木の家-繋ぐ-」展示場出展
飛鳥村と「災害時における電気の提供に関する協定」を締結
豊かな四季の変化がある一方で、寒暖・乾湿の差が厳しい日本の気候風土。
家は、そのような自然から私たちの暮らしを守ると同時に、その豊かな恩恵を常にもたらし続けるものであるべきです。
そんな家造りを実現するために最もふさわしいのが、私たちとともにこの自然に育まれてきた国産の天然木。日本の木には、強く、優しく、そしてこの上なく健やかな、日本の家造りに欠かすことのできない優れた特性が備わっています。
しかし、そうした日本の家造りへの適性を持ちながら、国産の天然木の良さは、あまり認知されていません。
明治40年に創業してから110余年、渡邊工務店は、そうした国産の天然木の良さを、広く皆様にお伝えし、ご理解いただけるよう、天然木の家造りを中心に※8,500棟余りの住宅を建てさせて頂きました。
木の家には性能面だけでなく、人の心を惹き付ける不思議な魅力があります。
私たち渡邊工務店は、一人でも多くの人に国産の天然木で建てた家に住む幸せを感じて頂くためにこれからも木の家を造り続けます。
※2025年2月末時点
祖父の代から東海3県で住宅建築に携わらせて頂いた経験から、良い家造りの基本は「人」だと考えています。
10年、20年、30年経っても、「おい!渡邊さん!ちょっと家に寄って行ってよ!」と気軽に呼び止められるような関係でありたいと思っています。
ある日、30年前に家を建てさせて頂いたお客さまから電話がありました。同時期に大手ハウスメーカーが建てた近所の家が、一斉に「建て替えラッシュ」になったそうで、「ウチは大丈夫なの?」という心配のお電話でした。
車を飛ばして見に行くと、ところどころに経年劣化はあるものの、建て替えするほどではまったくない。サッシの戸車を取り替えたり、換気扇を追加したりで、70万円ほどの工事でメンテナンスが完了しました。
片や2000万円。片や70万円。
真面目な家造りをすることが、長期的に見てもいかに大事かを思い知らされた事件でした。
さらに、過去に東海地方を大きな台風が襲った事がありました。200件以上のお客さまから「瓦が2〜3枚飛んだ。いつでもいいから見に来て。」というお電話がありました。
これまでに建てさせて頂いた家は数千棟。瓦の種類も様々。
どこのお宅がどの瓦を使っていたのか把握するだけで莫大な時間になってしまうため・・・「とにかくトラック2台に瓦を積めるだけ積んで行くぞ!」と3週間かけて1件1件お宅を回ったこともありました。
お客さまから感謝して頂きましたが、私はこれが地元で建築業を営む者としての責任とサービスだと思っています。
そんな渡邊工務店にとっての「一大転機」となったのが、白鳥庭園の数寄屋建築「清羽亭」の建築でした。
日本を代表する数寄屋建築の権威、京都の中村昌生先生の設計の元、世界デザイン博の会場となった白鳥庭園の茶室「清羽亭」を施工、
芸術院賞の栄誉にその技術力を証明いたしました。
また2017年の10月には「上野天満宮 晴明殿」を施工しました。
「上野天満宮」といえば、学問の神様として有名な『菅原道真公』をお祀りし、毎年受験シーズンには沢山の受験生が合格祈願に訪れる神社です。
その「上野天満宮」の社殿新築という名誉あるお仕事を自社専属大工の総勢8名で施工させて頂き、渡邊工務店の技術力を認めていただいたこと大変嬉しく思っています。
おかげさまで、「これだけの規模になったら上場を目指す方が良い」というアドバイスをたくさん頂くのですが、私は「家造りが好きなだけ」の男です。
自分たちで直営できる範囲内で家造りを楽しみ、国内トップレベルの大手メーカーさんと勝負しても「価格・品質・技術において絶対に負けない!」と気焔を上げている方が性に合ってる気がします。
幸い、私の周りにはたくさんの優秀な社員や職人が集まって来てくれます。また、有り難い事に毎日多くのお客さまが弊社モデルハウスを訪れて下さいます。
天然木の家造りを、お客さまと一緒に楽しみ抜く。
私の生き甲斐は現地に出向き、良質な木材を直接仕入れ、天然木を使った本物の家造りをお値打ちにすることであります。