2019.04.09 /
住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の住宅融資保険付きリバースモーゲージ型住宅ローン、通称「リ・バース60」を利用した建築申込が渡邊工務店で初めてありました。
天然木の本格木造建築に強みのある渡邊工務店のお客様は、若いお客様だけでなく、ご年配のお客様の建築も数多く手掛けさせていただいています。
「リ・バース60」の申込条件が60歳以上ということで、渡邊工務店としても今後ご利用されるお客様が増えていくように思います。
リバースモゲージと通常の住宅ローンの違い:
リバースは「逆」という意味、「モーゲージローン」は不動産を担保にした借り入れのことです。
住宅ローンは最初に借りて、借り入れた額を毎月返済するのに対し、リバースモーゲージは最初に借りた借入金額や、毎月年金のように借りる借り入れを最後(死後)にまとめて返済するので、「逆住宅ローン」といえるかもしれません。
「リ・バース60」は最初に借り入れを起こし、毎月の返済額を「金利のみ」に設定する為、高齢の方々が例えば定年後の日々の生活費負担を通常のローンよりも軽くして生活の質を金銭面から支援したり、通常のローンを借りて最後まで払いきれるかという不安を払拭する機能があると思います。
「リ・バース60」の意義は、従来もリバースローンの制度はありましたが、様々な不確定リスクを金融機関単独で贖いづらいところ、住宅金融支援機構が支援することで運用し易くしたことだと思います。
今回のお客様は65歳で、今年仕事をリタイアされます。
自宅の老朽化の為リフォームも検討しましたが、今後のリタイア後の長い人生を考えると建替えた方がいいのかな、できれば夢であるカフェサロンを作って色々な人をおもてなしして、豊かな暮らしができたらいいな、との想いで新築に至ったとのことでした。
ご検討頂いている建物は規格住宅の「ふたり」でした。
2019.04.03
2019.04.11