暮らしに平和を

2023.05.15 /

第102回:インテリアとしてのピクチャーウィンドウ

家の窓は採光の役割があり、建築基準法においても健康的な生活の為に一定の大きさで採光を取ることが定められています。

しかしながら窓は採光の役割だけでなく家の中から外を眺める機能も大切であり、窓の設えで外の景色を室内に取り込んで、暮らしを彩るインテリアのような設備にすることもできると思います。

室内から外の眺めを窓枠で額縁のように切り取って絵画のように楽しめる設えですね。

そんな風景をインテリアにできる素敵な窓がピクチャーウィンドウです。

下記の写真のピクチャーウィンドウは足立美術館の「生の額絵」で世界的に有名な日本庭園を屋内から額絵の様に眺める工夫です。

第102回:インテリアとしてのピクチャーウィンドウ

足立美術館ホームページより引用

他にもこの庭園の和室では同様な工夫で「生の掛け軸」が設えられています。
ピクチャーウィンドウは基本的にフィックス窓にすることが多いようですが、換気の為の開閉式の窓でも楽しむことができると思います。

但しこれから検討されるならサッシの桟が窓の中心にくると折角のインテリアが台無しになるのでサッシ選びは重要です。
カーテンで電線や隣家の景色、道路からの視線をなるべく隠し限定する工夫で絵画や写真のような額縁効果のある景色が切り取れインテリアになると思います。
四季の変化や天候の移り変わりと向き合い、外の眺めを活かした住まい造りに役立つ、ピクチャーウィンドウに興味を持っていただけたら幸いです。

 

 

下記写真のようなピクチャーウィンドウは玄関の雰囲気を上質にすると思います。

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渡邊工務店ホームページ施工実績より玄関ホールから小さな庭を望むフィックス窓

下記の写真は窓サッシの両サイドを開閉式にしてピクチャーウィンドウにしたケース。

第102回:インテリアとしてのピクチャーウィンドウ2

第102回:インテリアとしてのピクチャーウィンドウ3

窓の中央のフィックス窓をシンボルツリーが眺められるピクチャーウィンドウにし、サッシ桟やクレセント錠、両サイドの開閉窓の網戸はレースのカーテンで隠しています。
両サイドの開閉窓で光と風を取り入れながらもレースのカーテンとブラインドカーテンで左右上下の外の景色を限定しています。

家造りで窓やカーテンを選ぶときの参考になれば幸いです。
ピクチャーウィンドウの設えをインテリアコーディネーターに聞いてみるのも良いかもしれません。

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