2020.10.29
こんにちは。今回は岡崎展示場が担当させて頂きます。
先日カリモク家具さんのショールームを見学させて頂き、興味深い話がたくさん聞けましたので、
その中の一部をご紹介したいと思います。
印象に残ったのはダイニングテーブルの無垢の天板と、突板の天板との違いのお話でした。
一般的には「無垢」のテーブルは高価で「突板」は安価というイメージがありますが、
それは日本特有の文化であり、海外での高級家具では無垢の一枚板テーブルはあまり見られないそうなんです。
理由は無垢板ですと環境の変化を受けやすい点が海外では好まれないようで、どちらが高級というものではないそうです。
それぞれの特徴を理解したうえで、最適なテーブルを選ぶと賢い買い物ができると教えて頂きました。
ではその特徴とは、
【無垢の特徴】
なんといっても木の風合いや趣を存分に味わえる。
一般的には費用は高額になりがち。
重量は重くなってしまうので、一度設置をすると移動も大変になってしまう。
しっかりと乾燥させないと、環境の変化により、割れやねじれが発生する場合がある。
修理がきくので、手間を惜しまなければ一生もので使える。
【突板の特徴】
重量も軽くなり扱いやすい。
どちらかというと無垢板より安価なものが多い。
無垢材仕様のものより品質の安定が期待でき、変形する心配が少ない。
特に技巧装飾がされてないと、見た目がやや人工的なイメージになってしまう。
へこみやキズなどの毀損は程度にもよりますがまず修理がきかない。
結局どちらを選ぶかは懐具合と好みの問題に落ち着くと思いますが、以上のような特徴はぜひ家具を選ぶ前に知っておきたいです。
渡邊工務店で建物を建てて頂くお客様は、天然木のファンが多く、飛島村の木材センターでお値打ちに天然木の銘木板材を選んで頂き、カウンターやテーブルに加工して設置されるケースが多いです。
ぜひ家を建てる際には家具もこだわりたいですね。
弊社の木材センターは、各種銘木の板材を多数取り揃えており、卸価格でお買い求め頂けます。
また、木材をしっかりと乾燥させるなど、木材の品質管理を徹底しております。
ご興味のある方は、是非ご予約の上、ご来場頂けましたら幸いです。
スタッフ一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
2020.10.21
2020.11.02