2023.01.12
皆様におかれましては新春を清々しい気持ちでお迎えの事とお慶び申し上げます。
今回の展示場ブログは春日井展示場スタッフが担当させていただきます。
お正月は皆様も鏡餅を置くと思いますが、鏡開きをする時期はいつでしょう?
一般的に鏡開きの日は、毎年1月11日です。
でも見るからに美味しそうなお餅は、少しでもやわらかいうちに食べたいですよね。
しかし、お正月は年神様をお迎えする行事であり、その依り代(よりしろ:神霊が依り憑く対象物のこと)となるのが鏡餅ですから、年神様がいらっしゃる間は食べてはいけないのです。
そのため年神様がいらっしゃる松の内(1月1日~1月7日)が明けた11日に鏡開きをします。
鏡餅を長く飾っておいたり、食べずに処分してはいけないのでしょうか?
飾っておくだけだと、年神様にお供え物をしたにすぎません。
鏡餅は単なるお供え物というよりも、年神様が宿るところだと考えられているため、鏡餅を開くことで年神様をお送りするという意味もあります。
年神様の力が宿った鏡餅をいただくことでその力を授けてもらい、1年の一家の無病息災を願います。
鏡餅は、供えて、おろし、開いて食べてこそ意義があるので、小さなかけらも残さず食べてください。
日本の伝統行事を後世に末永く繋げたいものです。
渡邊工務店は、本年で創業116周年を迎えることとなりました。
本年も研鑽(けんさん)を積み多くのお客様に喜んでいただける、そんな1年にしたいと思います。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。