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2014.02.14 /

木材センターより 木にな~るはなし①

今回は本社木材センターをご紹介します。

            ど ば

ここは、普段『土場』と呼んでいるのですが、なぜかご存じですか?

 
 

  1. 床を張らないで地面のまま利用するところ
  2. 切り出した材木を一時集めておくところ
  3. 業者の資材置き場の俗称

こんな意味合いから『土場』と呼ばれているみたいです。

 
 

木材センター内はこのようになっています。


建物内一面に木材が並んでいます。

写真ではあまり伝わらないかもしれませんが、

実際に一歩足を踏み入れると木材の数と漂う桧の香りに圧倒されます。

この感じ、ぜひ体感していただきたいです。

 
 

大量の木材の中には



天皇杯を受賞している東濃桧のトップブランドの

化粧柱もたくさん並んでいます。

下の方に何か書かれていますね。


 
 

ん?

 
 

「東濃桧」の文字が逆向き!

写真を回転している訳ではなく、置き方を間違えている訳でもないのです。

 
 

木材市場・材木屋さんでは、文字が読めるように

①の写真とは逆向きで置かれています。




木材市場・材木屋さんでは、こうです。

 
 

いろいろな説があるのですが・・・

木って、根っこの方より上の方に枝が多いですよね。

枝が多い=〝節″が多いという事です。

足元にあるものより目線の高さ(まっすぐ~斜め上)にあるものの方が

目につきやすくないですか?

節が多い木材より少ない木材の方が見た目キレイですよね。

だから、木材市場・材木屋さんでは商品(木材)をキレイに見せようとの工夫から、②の写真のように置かれています。

 
 

木材センターに置いておく時も、木材市場・材木屋さんと同じ向きにしておけばいいでのではないかと思いませんか?

この化粧柱をどの向きで使うと一番いいのかを決め、番付(※)しやすくする為、木材市場・材木屋さんとは逆向きに置いてあるのです。

家を建てる時は、元々の木の生え方に合わせて木材を使います。

だから、使う向きで番付しないと意味がありませんよね。

 
 

さらっと書きましたが、なぜ家を建てる時は、元々の木の生え方に合わせて木材を使うのでしょうか?

あまり長くなってもいけないので、その理由は次回にさせていただきますね^^

お楽しみに・・・

 
 

 
 

(※)番付とは、ひとことで言うなら柱の住所をつけることです。

 
 

  

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