暮らしに平和を

2022.03.14 /

第87回:防災住宅

防災住宅の役割は地震や台風などの自然災害から家族や財産を守ることだと考えられています。

今の日本で新築する場合、耐震等級3を初めとした住宅の頑丈さにおいて、過去の震災レべルに耐えられる建物の強さは当たり前だと考えます。

これからは防災住宅として、災害後の困難な生活や新しいタイプの災害であるパンデミック(感染症が世界的に大流行する状態)に対応し、しなやかに回復していくレジリエンス住宅(平常時にはエネルギー使用量を抑制しながら、非常時にも自立的にエネルギー供給が行える住宅のこと)が求められていくように思います。

第87回:防災住宅1

渡邊工務店施工:飛島村三福一時避難所

1.被災生活のハード面の対策:
具体的にはライフライン(電気、水道、ガス、下水道)が寸断された1週間の被災生活に耐えて、回復に備える住宅と暮らし方だと思います。

ライフラインの寸断による災害時の苦難は大変なことですが、マグニチュード8~9級の南海トラフ地震は今後40年以内に発生する確率が90%程度とされています。

愛知県では南海トラフ地震を想定して県庁業務継続計画を策定しています。

下記資料は南海トラフ地震を想定した時の愛知県庁業務継続計画の一部です。
実際に起こった阪神・淡路大震災の被害との比較でまとめてあります。

第87回:防災住宅2

渡邊工務店のレジリエンス住宅の取り組み

  • 太陽光発電システム、家庭用蓄電池、EVコンセントを設置し、普段は太陽光発電システムや蓄電池を組み合わせることにより昼夜バランスの良い省エネ対応で快適に暮らしながら、被災した場合は、昼間は太陽光発電システムでエネルギーを創り、夜は太陽が沈み発電できないため家庭用蓄電池やEV(電気自動車)・PHV(外部から電源をつないで充電できるハイブリッド車)の車載バッテリーで停電しても電気を供給し安心して暮らせるように準備する。
  • 太陽熱温水器を屋根に設置し、太陽エネルギーを高効率で温水に変換し蓄える。
  • 災害時に早く復旧させることができるプロパンガスを使いガスインフラ対策とする。
  • 給湯器の給湯タンクを利用して断水の時の対応をとる。
  • 雨水タンクを雨どいと連携して設置し水を確保する。普段は庭の水やりや打ち水になど利用。エアコン1台で運用できる全館空調「マッハシステム」を搭載し快適性と省エネに寄与(貢献)。

これらは国土交通省の主管する令和元年度(第1回)サステナブル建築物等先導事業(省CO₂先導型)において、渡邊工務店も参加するプロジェクトが採択された内容の一部で、プロジェクト名は戸建住宅新築区分ハイブリッド太陽エネルギー利用住宅先導プロジェクトです。

実際にお客様の住宅として建築し、普及型タイプを街角モデルハウスとして、見学期間の後販売させていただきました。

2.被災生活のソフト面の対策:

① 情報

  • 近隣の防災拠点、指定避難所を調べておく。
  • 普段から支援者、友人、地域工務店等の頼れる人達との連絡体制を確保しておく。
  • 災害時に誰でも使える無料Wi-Fi「00000JAPAN」の活用を確認しておく。※どの通信会社のスマホでも無料で利用可能。大規模災害発生後スマホが長時間利用できないおそれがあると判断されると、災害発生から72時間以内に開放される。
  • 役所のSNSのフォローはしておく(特に防災関係)。

 

② 近隣危険地区の事前把握

  • ブロック塀の確認。鉄筋の腐食などの劣化を考えると耐久年数は20年~30年。地震時の急な倒壊による負傷の防止。余震で倒壊するリスクも把握しておく。
    また倒壊ブロックによる避難、支援、救援復旧、交通の妨げリスクの確認をする。
  • 古い家屋・ビル・古木の確認。

 

③ 知識の蓄積

  • 火災、津波、水害、土砂災害等、疑わしい時は行動をする(避難)。※空振りは許されるが、見逃しは許されない。大怪我や死に繋がる場合もある。
  • 必要な備蓄品を用意し保管しておく。ローリングストック方式(普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくこと)により実際に試してみる。
  • 帰宅困難者になった場合の対応を想定する。
  • 今いる場所付近の避難場所を確認。防災アプリ:Yahoo防災速報等の活用。
  • AEDの場所の確認をしておく。
  • 外出時の水の確保。災害救援ベンダー(普段は通常の自販機。災害等で停電になった際、人的操作で自販機内の商品を搬出する事ができる。)の利用。
  • コンビニの利用。復旧が早い、停電でも営業できる。

 

3.パンデミックによる感染症対策の渡邊工務店の考え方:

渡邊工務店の住宅に搭載されている全館空調換気システム「マッハシステム」がこの度、特許を取得しました。
ウイルスや菌、それらの飛沫等による感染症の患者、および接触者等と家庭内感染のリスクが少なく自宅療養することが出来る技術として確立し、換気による高い空気清浄を得ることができます。渡邊工務店としては、パンデミックによる感染症対策として風邪やインフルエンザ等の感染症対策にも役立ち、レジリエンス住宅の役割を負うのではないかと考えます。

第87回:防災住宅3 第87回:防災住宅4

これからの住宅は、日常は省エネで快適な暮らしを送りながらも、万が一大きな災害に遭遇した時に丈夫で強く安全であることはもちろん、被災後からの回復に強くしなやかに対応して暮らしが続けられる、レジリエンス住宅が求められるように思います。

■エアコン一台で快適空間「マッハシステム」について詳しくはこちら

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