暮らしに平和を

2019.06.12 /

第34回:天然木とワシントン条約

一つとして同じ物の無い天然木の木材は、集成材に使われる木材や貴重な銘木として珍重される木材など様々です。

ワシントン条約(絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)は、野生動植物の特定の種が過度に国際取引に利用されることのないよう、これらの種を保護することを目的とした条約です。1973年にアメリカ合衆国のワシントンにおいて採択されたことから、ワシントン条約と呼ばれ、現在、約180カ国・地域が締約国になっています。

この条約には「附属書」とよばれる規制の対象となる動植物のリストが掲載されており、絶滅のおそれの度合いに応じて規制内容が異なり「附属書Ⅰ」・「附属書Ⅱ」・「附属書Ⅲ」の3つに分かれています。

それぞれ保護のレベルにより商業取引はできないもの、輸出許可証をもって商業取引できるものなどにランク分けされています。

実は木材もワシントン条約のリストに掲載されているものが種々有ります。
最近のニュースで知るところですがローズウッド(紫檀)が厳しい基準の木材にランク変更になりました。
バイオリンなどの楽器、スピーカー、高級家具、仏壇などに珍重されていましたが、今後の供給を考えると心配してしまいます。

そんなこともあって、先日岐阜高山のお箸専門店で紫檀の箸を見つけたときは思わず購入してしまいました。
端材で作れるのか2,000円で購入できました。

弊社木材センターの木材の中でローズウッド(紫檀)を探して見ましたが、見つけることができませんでした。
黒檀の木材は何枚かありました。何れもマメ科の堅い木で銘木として貴重な木材です。
その他様々な木材があるので、ご来場いただいて探索いただければ幸いです。

東濃桧や長良杉など、地元の植林された木材は循環型資源なので、同じ天然木でも皆さんにお使いいただくことで、より美しい森や山、そして川を育むことになると思います。

過日木材センターで選んだ両耳付きの本栂材(前回のブログをご参照下さい)で作成した腰掛が完成しましたので、お披露目させていただきます。

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▲完成の腰掛

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▲弊社木材センターの耳付本栂木材

皆さまも気に入った天然木で、何か造作にチャレンジしていただければ嬉しく思います。

 

 

 

 

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