暮らしに平和を

2017.11.14 /

第4回:生の額縁で紅葉狩り+ボジョレー

紅葉狩りの季節ですね。
朝晩の冷え込みが厳しくなると、紅葉が楽しみになります。
ボジョレー・ヌーボの解禁日、11月16日の木曜日頃が見頃になるのでしょうか?
実は、生の額縁や生の掛け軸があれば、日本の四季を家の中から楽しめます。
絵画のように楽しむなら、四季の中でも紅葉の季節が一番ですね。

ボジョレーを開けて、居ながらにして紅葉狩りでもしてみたい皆様へお知らせです。

島根県にある足立美術館の日本庭園をご存知ですか?

アメリカの日本庭園専門誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』が、日本の900ヶ所以上の名所旧跡を対象に実施している日本庭園ランキングにおいて、2016年に第一位に選ばれました。
それ以前も14年連続で日本一に選ばれている名園です。

ちなみに2016年度ランキング第2位は京都の桂離宮でした。

その足立美術館の日本庭園の見処の一つに、生の額縁と生の掛け軸があります。

生の額縁は家の中から季節の移ろいを感じられ、よく手入れされた植栽や庭が絵画のように見えるように設えられた窓の仕掛けです。

①
(足立美術館の生の額縁)

生の掛け軸は、床の間の壁をくり抜いて、建物の向こう側にある白砂青松の庭が山水画の掛け軸のように見える仕掛けです。
こちらは、現地に赴き、生でご観覧いただければ嬉しく思います。

住宅の窓のプランを考えるときに参考になりますね。

実は、渡邊工務店は来年の2月25日(日曜日)オープンを目指して、総合住宅展示場ナゴヤハウジングセンター春日井会場で新展示場を建築中です。
先日、上棟が終わったところです。
天然木は迫力があって秋空に美しく映えています。
②-2


玄関の脇に生の額縁のような風情のある窓を設えたのでオープンを楽しみにして下さい。
但し、外の景色はイメージです。

③ところで総合住宅展示場巡りをするときには、窓に注目してみると楽しいです。
各社のモデルハウスの良いところ、面白いところ、工夫の技を探してみてください。

例えば、遠く山々や風景が見渡せるところでは生の額縁のように窓を工夫して、室内に四季を取り込むこともできます。

壁面にフレームがかかることにより、外の風景が絵画のようなインテリアになります。

しかしながら、隣家や道路、電柱、電線が視界に入ると少し興ざめですね。

その為の工夫として、
窓を無くして視線を足元に向けるように地窓を作り、照明や枯山水で異空間設計を取り入れたり、壁や生垣で囲い込んだ坪庭で四季の小宇宙を創り、はめ殺し窓で鑑賞したり。

そうです、窓の設計は暮らしの彩りに大切だと思います。

しかし、よくある引き違いサッシ窓だと真ん中に窓枠建具(クレセントがある部位)が邪魔で、どんなに綺麗な景色でも残念ですが絵画のようなインテリアになりません。

こんな窓はいかがですか?

はめ殺し窓:おっと物騒な名前ですね。  
FIX窓と呼ばせていただきます。
額縁のように綺麗に風景を切り取れますが、窓が開かないので掃除に苦労しますね。
そんな時には窓の真ん中をFIXにして、サイドに開口サッシを付けた窓も有ります。 
サイドにカーテンをかけると窓枠建具をオシャレに隠すこともできます。

④

ピクチャーウィンドゥ:
お気に入りの風景を絵画のように切り取って壁面の自由な位置に取り付ける窓です。
四角い窓だけでなく丸窓や変形窓でアクセントをつけてもおもしろいですね。
例えば風になびく樹木の梢と背景の空と雲をリビングから窓越しに眺めたり、お月見専用の窓を設定される方もいらっしゃいます。

その他にも、フルオープンの折れ戸窓、海外でよく見かけるケースメント・ウィンドゥ、オーニング・ウィンドゥ、ダブルハング・ウィンドゥなど、多彩な窓があります。
これらの窓は雰囲気がありますね。

窓を使って絵画のように、インテリアとして風景を取り込む設計も楽しいです。

これからの季節は、窓から見える紅葉があるといいと思います。
四季を感じるには、植栽がポイントかもしれません。
例えばお多福南天の紅葉は、今頃の鮮やかな赤から冷え込むほどに渋いダークレッドに染まります。

これから家を建てるなら、四季を取り込む窓の工夫はいかがですか。

⑤

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