トピックス TOPICS

2015.02.16 /

とびだせ!鶴舞公園@黒川展示場

~つるま公園といえたら素敵な名古屋人~

 

こんにちは!皆さま体調管理大丈夫でしょうか?

社内でも流行に敏感な人からインフルエンザや風邪にかかっております。

早く治りますようにと、願うばかりです。

 

さてさて和魂展示場でも楽しそうに名古屋城出かけていたので

 

こちらも出かけてきました。行先は名古屋支店のある金山の隣、

昭和区にある鶴舞公園です。

以前花見に出かけた際何かかっこいい建物が沢山あるわ~と

気になっていたのです。

家づくりに携わる者として、名古屋の建築をみてみたいじゃないですかぁ。

 

調べてたら、鶴舞公園は史跡の宝庫でした!!

鶴舞散策、ちょっと長くなりましたのでゆっくりご覧くださいませ♪♪

 

 


鶴舞公園 ~名古屋で最初の総合公園~

 

もともと鶴舞公園は、明治42年(1909年)に名古屋市が設置した最初の公園として開園しました。

誕生のきっかけは明治38年、精進川(今の新堀川)の切削工事で出た土砂を当時御器所村にあった

田園地帯に埋め立てて公園を整備する計画が進んだそうです。それに伴い当時の地方博覧会であった

関西府県連合共進会を誘致し、共進会開催後にそこに本格的な公園を整備したい、とのことで鶴舞公園が生まれました。

 

明治後期~大正、昭和初期は市民の集う公園として親しまれ、戦中戦後は公園内の銅像の撤収、

植物の伐採、建物の空襲被害など苦難の時を経てきました。戦後は緑化施策の拠点として、

市民が使いやすい都市公園を目指して整備がなされてきました。

今年2015年で開園106年を迎えた名古屋を代表する総合公園です。

花の名所として緑豊かな市民憩いの場所となっています。

 

※渡工務店の創業が(当時は屋号大松として創業)明治40年(1907年)なので、実は鶴舞公園と渡工務店は 同世代 なのです。

 

噴水塔、普選記念壇や奏楽堂、鶴々亭(かくかくてい)など歴史的な施設もあり、平成21年(2009年)には公園のほぼ全域が文化財に指定されたそうです。

今回私が特に見たかったのは噴水塔、奏楽堂、八幡山古墳、名古屋市公会堂だったので順を追ってみていきましょう。


胡蝶ヶ池の中に浮かぶ、中之島 鶴と亀がめでたいです。座ってる鶴もキュート!

 

噴水塔、奏楽堂 ~公園のシンボル~

鶴舞公園と言えば噴水塔、奏楽堂。公園を代表する建物です。明治43年(1910年)共進会が開催された際、

他の多くの建物と共に建てられました。噴水塔は会場正面に、奏楽堂は会場の中心地に築造され、

共進会の後も公園のシンボルとして市民に親しまれてきました。


 噴水塔:明治43年(1910年)建造。

 

地下鉄鶴舞線の建設工事のため、昭和48年(1973年)に解体撤去され、

昭和52年(1977年)築造当時の姿に復元されました。噴水塔はローマに

あるような様式で、大理石の円柱に周りを岩石が囲い、

和洋折衷の明治調デザインが表れています。

 

噴水塔の背景に見えるのは名古屋市公会堂です。

 

 

 

 

 


奏楽堂:明治43年(1910年)建造。

 

素敵な名前に素敵なデザイン♪ 音符やハープのデザイン手摺がちりばめられています。

2本の連なる柱8組が取り巻いたステージに銅板葺きのドームのあるルネサンス風の外観です。

 

 オリジナルのものは昭和9年(1934年)の室戸台風にて倒壊し、平成9年(1997年)に

築造当時のものが再現されるまでは別のデザインのものが建っていたそうです。


柱の飾りの曲線が美しく          手すりにも鶴が!!かわいいです。

 

これらの設計は、帝国大学工科大学で辰野金吾の教えを受けたのち、名古屋高等工業学校(現名古屋工業大学)

の建築科長を経て、建築事務所を開設して名古屋を中心に活躍した

鈴木禎次(すずき ていじ)さんという設計者です。

木造建築に替えて,石造りやれんが造りで名古屋の街を大変身させた建築家です。

 

名古屋にいるなら知っておくべきでらいいお話ですね。 

 

八幡山古墳~東海地区最大級の円墳~

 

えー、近代建築の後に次は古代かいっ!と言われそうですが、

 

ここは名古屋の歴史を見るのに知っておくべきことだと思い、紹介します!

八幡山古墳:御器所台地と呼ばれる場所にある、直径82m、高さ10mの墳丘。戦前は墳丘から埴輪も採取され大木も生い茂っていたそうですが、戦中に木々も伐採されて高射砲陣地設営にされるなど、戦中戦後の混乱で全て消失してしまいました。

戦後名古屋市が公園整備の中で土を盛って整えてるので、築造当時(年代は確証でないですが5世紀中ごろの古墳と言われている)の姿ではありません。ここから吹上ホールあたりにかけて古墳が沢山作られていて、その中心の古墳だったそうです。都会の真ん中に古墳?!と思いましたが、周囲が市道になっていてちょっとした山があるわ~~といった感じでした。(古墳は史跡保全のため、立ち入りには名古屋市の許可が必要です)

      
 

 

 

 

 周濠(堀)は幅が平均で10m。古墳(写真の青い部分)南側は公園になっていました。

 

 

 

 

 

 

 

名古屋市公会堂~昭和天皇の結婚記念として

 


名古屋市公会堂:昭和5年(1930年)開館

 

昭和天皇の御成婚記念事業として建設された近代的な大型のホールで、現在も現役で使われています。

 1階部分は白い人造擬石ブロック張りで、2階以上の外壁は茶褐色のスクラッチタイル貼りとした左右対称の重厚な外観です。

全体にアーチ窓を採用し、正面ファサードの出入口の大胆な三連アーチが印象的です。設計は名古屋市建築課が担当し、

顧問として武田五一、佐野利器、鈴木禎次らが関わったといわれています。名古屋市都市景観重要建築物の鉄骨鉄筋コンクリート造4階建て、地下1階。

 

鶴舞公園に入ってこの建物が目に飛び込んでくると、重厚感のある存在感に圧倒されます。名大病院や名古屋工業大学、図書館などもあるからか、鶴舞は学生の多いアカデミックな町のイメージがありますね。

アカデミックな名古屋市公会堂 アーチ形の扉や窓がレトロ!丸い窓ってかわいいですね~。

   

  

築85年で現役として使われている建物・・・。すごいです!!和洋折衷でレトロな外観がとても雰囲気を出しています。


ぶらり鶴舞散策の旅、いかがだったでしょうか?

訪れたのは2月上旬だったためまだめぼしい花見ができませんでしたが、

もうすこしでここは春を楽しむ人であふれかえるのでしょうね(*^∀^*)

 

 今度は桜の時期に!

 

 

 

○参考○

*名古屋市みどりの協会

*TOPPY NET

*愛知エースネット

*レトロな建物を訪ねて

*古墳にコーフン協会

カテゴリー

アーカイブ

Copyright © WATANABE-KOMUTEN All rights reserved.